住みよさプラス活力あふれるまち
(第2次那珂市総合計画後期基本計画のまちづくりの目標)
計画策定の趣旨
本市は、平成30年度から令和4年度までを計画期間とした第2次那珂市総合計画前期基本計画により、各分野で計画的にまちづくりを進めてきました。
現在、本市は社会経済情勢や人口構造の変化、デジタル化をはじめとする技術革新や新型コロナウイルス感染症の感染拡大による人々の意識と日常生活の変化、激甚化する自然災害への対応など、様々な課題に直面しています。
このように、目まぐるしく変化する社会経済情勢の中でも、本市が今後も持続可能なまちとして発展を続けるためには、現在の計画を的確に評価分析するとともに、既存の慣習や経験にとらわれない新たな手法や考え方を施策に盛り込むなど、将来を見据えた対応が求められています。
これらを踏まえ、令和4年度で前期基本計画の計画期間が終了することから、令和5年度を初年度とする第2次那珂市総合計画後期基本計画を策定し、効果的かつ効率的で戦略的な行政運営を目指していきます。
第2次那珂市総合計画については、こちら
計画の進行管理
第2次那珂市総合計画後期基本計画の進行管理は、総合計画の施策体系に沿って行政評価システムを機能させることにより行います。これは、第1次那珂市総合計画策定後から実施してきた取組であり、施策や事務事業の改革・改善にその効果を発揮してきたことから、後期基本計画においても引き続き実施します。
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行政評価システムとは、総合計画で定められた施策体系の各段階(施策、基本事業及び事務事業)において、それぞれの目的を「対象(働きかける相手)」・「意図(対象にどのようになってもらうか)」で整理し、成果指標(施策などの目的がどのくらい達成されているかを測る指標)を設定して、それらの指標を毎年度測定することで、前年度の活動内容を評価し、次年度以降の取組に反映させていく仕組みです。 |
計画策定の考え方
後期基本計画の策定に当たっては、基本構想の理念や、前期基本計画における取組の成果、自治体に求められている視点を踏まえた上で、次の5つの考え方を取り込みました。
・那珂ビジョンの後期基本計画への一体化
那珂ビジョンでは、『育成』『支援』『投資』という3つの方針を柱として、人材や団体の育成及び支援、インフラの整備などに取り組んできました。行政運営の効率化の観点から、この那珂ビジョンの合計63事業を基本計画に統合し、一体的に実施していくこととします。
・総合戦略など各種個別計画との調和
市まち・ひと・しごと創生総合戦略は、人口減少の抑制と地域の活性化を主な目的とした計画です。また、そのほかにも各分野において個別計画を策定しており、これらの計画との整合を保ちながら、効率的な運用を図ります。
・SDGsの推進
持続可能なまちづくりに向けて、SDGsの理念を踏まえた上で各施策に反映させ、一人ひとりの幸せの形が多様化する中、それぞれの感じる幸せ(ウェルビーイング)の実現に向けて、各施策を進めます。
・DXの推進
様々な社会情勢の変化に応えるため、デジタル技術を活用することで効率的な行政運営を行い、行政サービスにおける市民の利便性を高めるとともに、地域社会のデジタル化を進めます。
・地域活性化につながる土地利用
国道118号の4車線化や茨城県植物園のリニューアル計画、茨城北部幹線道路及び水戸外環状道路の整備などを地域活性化の契機と捉えるとともに、那珂インター周辺地域における複合型交流拠点施設「道の駅」の整備を契機として、長期的な視点に基づいた土地利用の在り方や民間活力の活用などを検討し、段階的に整備していくことを目指します。
計画のダウンロード
第2次那珂市総合計画後期基本計画の詳細は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
<冊子版>
概要版は、こちら
閲覧について
第2次那珂市総合計画後期基本計画は、次の場所で閲覧することができます。
・市役所4階 政策企画課
・瓜連支所
・市立図書館
・中央公民館
・市民活動支援センター
・ふれあいセンターよこぼり
・ふれあいセンターごだい
・ふれあいセンターよしの
・総合センターらぽーる
・地域子育て支援センター
・市社会福祉協議会
・市社会福祉協議会 菅谷分室