策定の背景
新型コロナウイルス感染症対策やデジタル技術の進展などにより、行政サービスにおいてもデジタル化への対応が求められています。国においても、「自治体DX推進計画」を策定するほか、令和3年にデジタル庁を設置するなど、デジタル社会の到来に対応した取り組みが進められています。
こうした社会情勢の変化や国の動向を踏まえ、那珂市においてもデジタル化の推進による市民サービス向上を図るため、デジタル化にかかる基本的な取り組みを示すものとして、本指針を策定しました。
推進期間
国の自治体DX推進計画との整合性を図り、令和4年度から令和7年度までとし、国の動向や社会情勢の変化に合わせて柔軟に見直すこととしています。
指針の構成
4つの基本方針と各推進事項により構成しています。
(1)地域社会のデジタル化
ア マイナンバーカードの普及促進
イ デジタル・デバイドの解消
ウ 施設のデジタル化
エ 学びにおけるデジタル化の推進
(2)行政サービスのデジタル化
ア 行政手続のオンライン化
イ 自治体窓口のデジタル化
ウ キャッシュレス決済の推進
エ 行政情報のデジタル化
(3)行政事務のデジタル化
ア 自治体情報システムの標準化・共通化
イ AI・RPAの導入やシステムによる業務の効率化
ウ Web会議の活用とテレワークの推進
エ 文書管理・電子決裁システムの導入
オ デジタル人材の育成・活用
(4)情報セキュリティの強化
ア 情報セキュリティ研修の実施
イ セキュリティポリシーの改定
DXってなに
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)
デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をあらゆる面でより良いものへと変革させること。