人と地域が輝く 安心・安全な住みよいまちへ
第2次那珂市総合計画を策定(平成30年3月)
計画策定の趣旨
本市では、「一人ひとりが輝くまち・未来に夢がもてるまち」をスローガンに掲げ、第1次那珂市総合計画後期基本計画の目標である「市民とともに創る豊かな生活文化都市」を目指し、その実現に向けたまちづくりを進めてきました。
今回、第1次那珂市総合計画後期基本計画が平成29年度で期間満了となることから、平成30年度からの新たな10年間を見据え、少子高齢化や人口減少など、時代の変化に的確に対応するとともに、豊かな自然環境や地理的優位性を活かしながら、本市が持つ「住みよさ」の更なる向上を図るため、総合的かつ計画的な行政運営を進めていく上での指針となる第2次那珂市総合計画を策定しました。
計画の概要
第2次那珂市総合計画は、本市におけるまちづくりの最上位計画であり、基本構想、基本計画及び実施計画で構成しています。計画期間は、平成30年度から平成39年度までの10年間です。目指すべき市の将来像を「人と地域が輝く 安心・安全な住みよいまち 那珂」と定め、その実現に向けて、次の3つのまちづくりの基本理念と6つの施策の大綱を設定し、住みよさの更なる向上と地域の活性化につながる施策を推進することとしています。
<まちづくりの基本理念>
1 すべての人が安心して住み続けられるまちを目指します
2 共に助け合い支え合う、すべての人にやさしいまちを目指します
3 すべての人が輝く、賑わいのあるまちを目指します
<施策の大綱>
1 みんなで進める住みよいまちづくり
2 安全で快適に暮らせるまちづくり
3 やさしさにあふれ生きがいの持てるまちづくり
4 未来を担う人と文化を育むまちづくり
5 活力あふれる交流と賑わいのまちづくり
6 行財政改革の推進による自立したまちづくり
計画の進行管理
第2次那珂市総合計画の進行管理は、行政評価システムを計画の施策体系に沿って機能させることにより行います。
※行政評価システムとは、計画に掲げた施策や事務事業ごとに、成果指標(施策などの目的がどのくらい達成されているかを測る指標)を設定し、それらの指標を毎年度測定することで、前年度の活動内容を評価し、次年度以降の取組に反映させていく仕組みです。
市民との協働による計画づくり
第2次那珂市総合計画の策定に当たっては、市民との協働による計画づくりを基本としながら、様々な機会を捉えて、市民意見の把握と市民参画に取り組みました。
<市民アンケート調査>
まちづくりの方向性などについて、市民の意識を把握するため、20歳以上の市民を無作為抽出し、アンケート調査を実施
<市民ワークショップ>
市政に参画する機会の少ない市民の意見を把握するため、無作為抽出した市民を対象に参加を呼びかけ、市民ワークショップを開催
<まちづくりカフェ>
職域や階層などによる市民の意見を把握するため、市民活動団体、市商工会青年部、市農業後継者クラブ、大学生などに参加を呼びかけ、テーマごとにまちづくりカフェを開催
<地区別座談会>
今後のまちづくりについて、地域住民の意見を把握するため、地区別座談会を開催
<小中学生まちづくり絵画展>
市への郷土愛やまちづくりへの関心を育むことを目的に、小中学生から10年後の那珂市を描いた絵画作品を募集
<中学生アンケート調査>
現在の生活環境や将来のまちづくりの方向性などについての意見を把握するため、中学2年生を対象にアンケート調査を実施
<高校生の将来に対する意識調査>
10市町村が参加し、各市町村が総合戦略を策定するために実施した「高校生の将来に対する意識調査」の結果から、那珂市分(居住地が那珂市)の結果を抽出
<子育て世代ヒアリング>
今後のまちづくりについて、子育て世代の意見を把握するため、子育て中の保護者に対しヒアリングを実施
<パブリックコメント>
計画案に対する市民の意見を募集するため、パブリックコメントを実施
※第2次那珂市総合計画における市民意見の反映箇所については、こちらをご覧ください。
計画のダウンロード
第2次那珂市総合計画の詳細は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
<冊子版>
閲覧について
第2次那珂市総合計画は、次の場所で閲覧することができます。
・市役所4階 政策企画課
・瓜連支所
・市立図書館
・中央公民館
・市民活動支援センター
・ふれあいセンターよこぼり
・ふれあいセンターごだい
・ふれあいセンターよしの
・総合センターらぽーる
・地域子育て支援センター
・市社会福祉協議会
・市社会福祉協議会 菅谷分室