[アレチウリの花と実]
アレチウリは、外国からきた外来植物です。とても増えやすく、増えすぎてしまうとアレチウリ以外の植物が減るなどの生態系の影響や農地への繁茂などの農業被害、トゲが刺さるなどの人の生活への影響が起こる心配があります。
そのため、現在では、外来生物法の「特定外来生物」に指定され「栽培・保管・輸入・運搬・飼育」などが禁止されています。
ご自宅の敷地や畑などにアレチウリが生えてしまっている場合は、除草をお願いします。
【除草の方法】
アレチウリは「種」から繁殖する1年草です。そのため「種が落ちないようにすること」が重要です。種がつく前に除草する種がこぼれないように袋に入れるなどのことが繁殖防止に効果的です。
種の入った実は、硬いトゲがあり、大変危険です。さらに、つる性の植物で生長すると除草が困難なため「できるだけ小さいうちに、実がつく前に除草すること」をおすすめします。また、外来生物法により、生きたままの移動や保管が禁止されているため、数日間天日にさらすなどして枯死させてから、種などがこぼれないように袋に入れて通常の可燃ごみと同様に捨ててください。
[なか環境市民会議 駆除作業の様子]