平成29年に国内でヒアリが確認されて以降、我が国への侵入及び定着が懸念される状況となっています。茨城県内では、まだヒアリは確認されておりませんが、ヒアリの疑いがある個体が発見された場合には、強い毒を持つため触らないようにご注意願います。
ヒアリを見つけたら
市内にヒアリが生息している可能性は低いと思われますが、触ったり掴んだりすると毒針で刺してきますので、絶対に直接素手で触らないようにしてください。ヒアリと疑われるアリは、市販のアリ用殺虫剤または熱湯をかけることで駆除できます。
ヒアリを見つけた場合は、発見者、発見日時、発見場所及び発見時の状況について、できる限り写真の画像を添付のうえ、下記問い合わせ先に連絡してください。
<問い合わせ先>
◆茨城県環境政策課 生物多様性センター 電話番号 029‐301-2940
◆那珂市環境課 電話番号 029-298-1111 内線447~449
ヒアリの特徴
出典:環境省ホームページ
体長が2.5から6.0ミリメートルで体色が赤茶色、腹部は濃い黒赤色。
公園や農耕地など比較的開けた場所に営巣する。
原産地は南アメリカ。
雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、樹液、花蜜、種子などを餌とする。
ヒアリに刺されたら
万が一、ヒアリに刺された場合は、20分から30分は安静にして、体調に変化がないか様子を見てください。
まれに、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こす場合があります。じんましんが出たり、呼吸が苦しい、激しい動悸、めまいがするなど容態が変化したときは、早急に医療機関を受診し、「ヒアリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え治療を受けてください。