「たまたま通りかかったという業者から屋根の点検修理を勧められた」という相談が県内各地から寄せられています。
【相談概要】
訪問してきた業者から「近所で屋根修理をしている。たまたまお宅の前を通りかかったが、2階の屋根がずれているようだ。」と言われ不安になり、翌日、その業者に点検してもらうことにした。
翌日、業者が2人で来て屋根に上がり、点検終了後、撮影した動画を見せられ「屋根瓦がずれている。修繕が必要だ。」「今回はたまたま通りかかった従業員がずれた屋根瓦を見つけたので補修工事代を安くすることができる。」と説明を受けたが、瓦がずれているかどうかはよく分からなかった。
業者から勧められるままに契約したが、不審なのでクーリングオフをしたい。
【アドバイス】
突然、訪問してきた業者から、屋根の点検や工事の契約を勧められた場合は、その場で点検依頼や契約はせず、相手の言うことが事実か、必要な工事かどうか、を家族や周囲の人に相談しましょう。屋根工事の契約をする際は、複数業者から見積書をとって比較することも大切です。
疑問や不安を感じた場合は、すぐに「消費者ホットライン(局番なしの188)」または、お近くの消費生活センターへ相談しましょう。