2018.10.13
応援団オフ会でオリジナルビール作り
いぃ那珂暮らし応援団 /haggy
10月13日、いぃ那珂暮らし応援団オフ会を開催。
木内酒造さんの「手作りビール工房」を利用し、応援団オリジナルビールを作りました。
飲み会などではおなじみのビールですが、いったいどのように作られているのでしょうか…
まずはビールの味やアルコール度数を検討。ベースとなるビールを決めたらホップを選びます。なるほど…
今回のベースは、ホワイトエールとアンバーエールの2種類に決定。
レシピを決めたら、麦芽などの材料を計量し粉砕!大きな釜に入れて煮ていきます。
ここで秘密兵器その1、那珂市産カボチャをアンバーエールに投入!せっかくなので材料でも那珂市をPRしちゃいます。
材料に含まれるデンプンを酵素の働きによって糖に変えていく過程とのことでしたが、このときの窯の下から麦汁を出し、容器で窯の上から注ぎ込むという作業を何度も繰り返します。思ったより大変かも…
その後、酵素の働きが止まるまで温度を上げたら一段落。その間にホップを計量し、副原料もスタンバイ。
一定時間加熱したら、今度は煮沸用の釜に麦汁を移します。
釜の下から麦汁を出し、別の釜に注ぎ込む間、麦芽に熱湯をかける「スパージング」を続けなくてはなりません。こうすることでより深い風味になるのだとか。
それにしても、思ったよりも麦汁が抜けるのが早く、熱湯をかける係はかなり忙しいことに…
煮沸用の釜に移したら、煮沸しながらホップを数回に分けて投入。
さらに秘密兵器その2、ホワイトエールにブドウを、アンバーエールにパパイヤを投入します。うーん、スペシャルなビールができる予感。
あとはじっくり待つばかり。
煮沸が済んだら、熱交換器で麦汁を瞬間冷却し、作業は終了です。
最後に麦汁を試飲してみると、かなり甘い…
甘酒みたいなこってりとした、それでいて自然な甘みが口いっぱいに広がりますが、カボチャもパパイヤもブドウもほとんど風味は感じられません。
酵母が糖を食べるので甘さはなくなっていくとのことですが、どんな味になるのでしょう?完成してのお楽しみですね。
なお、煮込んだ麦芽などの材料は家畜のえさになるそうです。無駄なく役立てられるのですね。
いぃ那珂暮らし応援団オフ会(ビール作り)
2018年10月13日(土)13:00~16:00
木内酒造合資会社 本店
〒311-0133 茨城県那珂市鴻巣1257
TEL 029-298-0105
月~土9:00~19:00、日・祝日9:00~18:30
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