
■所有・管理者:常福寺
■指定区分:県指定
■指定年月日:昭和47年12月18日
■種類:工芸品
■大きさ:径16.5cm 高さ12.0cm
■時代・時期:中国明時代(年代不詳)
全体が円筒形を呈し、上・中・下段に分かれている。中段にくびれをもつ。上面は平滑につくられ、上段は8つの長方形区画に分けられ、それぞれの区画内に香挾間透かしを施している。区画隆線の上端は突出し、香挾間透かしの上部には貼付文がある。中段は段状にくびれ、最下段には珠文が一周している。下段には4人の人物が等間隔に配され、上段の円台を支えている。
中国明時代の作と考えられる七官青磁で貴重なものである。