スズメバチは、攻撃性が強く、刺されると危険のため、注意しましょう。また、巣が大きくなる前に、定期的に敷地や建屋の点検をお願いします。
生態について
時期 | 巣の状態 |
---|---|
4月~5月頃 |
女王バチが人家の軒先・床下・生け垣・土の中などに巣を作り始め、巣は「とっくり」を逆さまにしたような形になります。 |
6月中旬頃 | 働きバチが羽化し始めると急速に大きくなり、巣は球体状になります。 |
9月~10月頃 | 巣の大きさが最大になり、同時に攻撃的で最も危険な時期になります。 |
作り始めの巣
【特徴】
「とっくり」を逆さまにしたような形
最大になった巣
【特徴】
マーブル模様や縞模様の球体、楕円形
- スズメバチの巣は、1年しか使われず翌年以降に利用されることはありません。
- 4~5月頃の営巣初期の状態であれば、比較的簡単に巣を駆除することが可能ですので、定期的に敷地や建屋の点検をお願いします。
- スズメバチに刺されたら、すぐに最寄りの医療機関を受診しましょう。
関連情報
巣の駆除について
市では、人に被害を与える場所に営巣しているスズメバチの巣について、以下の対象条件に該当する場合、駆除を行っています。
また、市で駆除できない巣については、電話帳などを参考に専門業者へ駆除を依頼してください。
対象条件
- スズメバチの巣であること。
※アシナガバチ等、スズメバチ以外は対応不可。 - 営巣場所が地上から4メートル以内であること。
- 屋外から巣全体が確認できること。
※確認できない場合、巣の探索は行いません。 - 構造物の一部や物を壊さずに駆除できる場所に巣があること。
(参考)アシナガバチの巣 ※対応不可
【特徴】
シャワーヘッドのような形をしており、多数の巣穴が外側から見える。
補助金制度について
業者委託による駆除の場合、駆除費用の一部が補助されます。
※業者へ依頼前に必ず環境課へご相談ください。
※予算には限りがあります。
交付対象
- 市内の土地又は建物に営巣しているもの
- 営巣場所が、室内、構造物の内部、地中及び屋外で地上から4メートル以上の高さにあるもの
- 巣の周囲おおむね10m以内に人が立ち入る可能性があるもの
※スズメバチ以外のハチは補助の対象になりません。
交付対象者
スズメバチの巣を駆除業者に委託し駆除を行ったかたで、市内において土地又は建物を所有し、管理し、又は占有するもの
補助金の額
駆除費用の3分の1以内
※上限5,000円、100円未満は切捨て
申請に必要な書類等
- スズメバチの巣駆除費補助金交付申請書(様式第1号)
- スズメバチの巣駆除費補助金交付請求書(様式第3号)
- 位置図・見取図
- 営巣写真
- 印鑑(シャチハタ等スタンプ印不可)
- 領収書(原本)