
■所在地:那珂市堤243
■所有・管理者:堤区
■指定区分:市指定
■指定年月日:昭和59年12月14日
■種類:彫刻
カヤ材 寄木造り 像高121cm
手足は差込みで、彩色があったが色はうすれている。
江戸時代はじめ頃の作。古文書に寛文8年(1668年)大正院より移すとある。
言い伝えによると、太子像を乗せた車一行が、堤(現太子堂前)で休息し、出立しようとしたところ急に車が動かなくなったために、飛田家で太子像をあずかり、祀ったと言われる。
その後、大正15年(1926年)4月1日太子像は飛田家より堤区へ移管され、堤区で現在地へ太子堂を造営し、これに祀った。
毎年2月22日に縁日、6月21日にお田植祭が催され、地域の信仰を集めている。