那珂市の介護保険データについて、市民の皆様にお知らせします。
第1号被保険者数の推移
令和4年度(令和4年9月末)の第1号被保険者数は17,361人(対前年度比159人、0.9%増加)となっております。そのうち、65歳以上75歳未満の前期高齢者は8,425人(構成割合48.5%、対前年度比-271人、2.5%減)、75歳以上の後期高齢者は8,936人(構成割合51.5%、対前年度比376人、4.4%増)となっています。
【第7期計画と実績】
第1号被保険者数について、第7期市介護保険事業計画(計画期間:平成30~令和2年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、大きな乖離はなく、おおむね計画どおりに進捗しています。
【第8期計画と実績】
第1号被保険者数について、第8期市介護保険事業計画(計画期間:令和3~5年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、大きな乖離はなく、おおむね計画どおりに進捗しています。
第1号被保険者の要介護認定者数及び要介護認定率の推移
要介護認定者数は令和4年9月末現在2,712人(対前年度比128人、5.0%増)で、認定者数のうち、前期高齢者は285人(同-18人、5.9%減)、後期高齢者は2,427人(同146人、6.4%増)となっています。
また、要介護認定率(第1号被保険者に占める要介護認定者の割合)は15.6%で、前年度に比べ0.6ポイント増加しています。
【第7期計画と実績】
要介護認定者数及び要介護認定率について、第7期市介護保険事業計画(計画期間:平成30~令和2年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、令和2年度の対計画比(実績値/計画値)に乖離が見られます。第1号被保険者数はおおむね計画どおりに進捗しているため、要介護認定の新規認定者数の減少が主な要因と考えられます。
<新規認定者数の乖離(令和2年度)>
実績値517人 計画値709人 差▲192人
【第8期計画と実績】
要介護認定者数及び要介護認定率について、第8期市介護保険事業計画(計画期間:令和3~5年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、大きな乖離はなく、おおむね計画通りに進捗しています。
総給付費の推移
令和4年度の総給付費は39億7,700万円(対前年度比7,800万円、2.0%増)となっております。サービス系列別にみると、施設サービスが15億6,900万円(構成割合39.4%、対前年度比-4,300万円、2.7%減)、居住系サービスが3億6,800万円(構成割合9.3%、対前年度比1,300万円、3.7%増)、在宅サービスが20億4,000万円(構成割合51.3%、対前年度比1億900万円、5.6%増)となっています。
なお、各サービス系列に含まれるサービスは、以下のとおりです。
施設サービス:介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院 居宅系サービス:認知症対応型共同生活介護、特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護 在宅サービス:訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護、短期入所療養介護、福祉用具貸与、特定福祉用具販売費、住宅改修費、介護予防支援・居宅介護支援、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護 |
【第7期計画と実績】
総給付費について、第7期市介護保険事業計画(計画期間:平成30~令和2年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、令和2年度の対計画比(実績値/計画値)が85.2%で乖離が見られます。施設サービスについては、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が一部満床に至らなかったこと、居住系サービスについては、特定施設入居者生活介護の利用者数が減少したこと、在宅サービスについては、計画策定後に通所介護及び通所リハビリテーションの事業所が減少したことで、それぞれの給付費に乖離が生じたことが要因と考えられます。
【第8期計画と実績】
総給付費について、第8期市介護保険事業計画(計画期間:令和3~5年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、令和4年度の対計画比(実績値/計画値)が92.9%でおおむね計画通りに進捗しています。
第1号被保険者1人あたりの給付費
第1号被保険者1人あたりの給付費は、平成26年度以降、減少傾向にありましたが、平成29年度にわずかながら増加に転じています。その後、平成30年度に減少し、令和元年度は増加しましたが、令和2年度は再び減少し、令和3年度は再び増加に転じて、令和4年度も増加(対前年度比2,414円、1.1%増)となっています。
【第7期計画と実績】
第1号被保険者1人あたり給付費について、第7期市介護保険事業計画(計画期間:平成30~令和2年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、令和2年度の対計画比(実績値/計画値)が85.3%で乖離が見られます。第1号被保険者数は、おおむね計画どおりに進捗しているため、総給付費の乖離が主な要因と考えられます。
【第8期計画と実績】
第1号被保険者1人あたり給付費について、第8期市介護保険事業計画(計画期間:令和3~5年度)で見込んだ計画値と実績値を比較すると、令和4年度の対計画比(実績値/計画値)が93.3%でおおむね計画どおりに進捗しています。