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いぃ那珂暮らしの人々vol.09

いぃ那珂暮らしの人々 中崎 敦さん

いぃ那珂暮らしの人々 vol.09

子どもたちの今と将来のための
暮らしの場をつくる。

中崎 敦さん

□2016 年に阿見町からU ターン移住

のびのび
 
子どもが子どもらしくあるための暮らしへ。

子どもが子どもらしくあるための暮らしへ。

 中崎さんは那珂市の出身。都内で就職した後、阿見町に拠点を移し、奥様の久美子さんと新しい家庭を築かれました。下のお子さんが生まれた頃、今後暮らしの場をどうするかご夫婦でよく話し合ったそうです。当時、アパートで暮らしていた時のことを中崎さんはこう振り返ります。
 「小さい子どもがいますから、はしゃいだり泣いたりする声も、親の注意する声も隣近所によく響きます。迷惑をかけちゃいけないと、いつも緊張感がありましたね」 久美子さんも同じ想いを抱いていたようです。
 「ちょっと大きな声を出しても気にならないようなところで暮らしたいなと。それに、隣に誰が住んでいるのかもわからない環境で、この先鍵っ子になって誰が気にかけてくれるのか。そう思うと不安でした」
 お二人は子どもが子どもらしくあるために、どうすればいいかを考えた末に、ご主人の実家の那珂市へ移住。仕事もスムーズに見つかり、お子さん二人とも同じ保育園に入ることができました。

 
離乳食に使えるちゃんとした食材がある安心。

離乳食に使えるちゃんとした食材がある安心。

 那珂市での子育ては「食」への安心も大きかったと、ご主人は語ります。
 「私はこの辺りの野菜を食べて育っていましたから。以前、都内で一人暮らしをしていた時、スーパーで買った野菜の鮮度のなさに驚いたことがあります」 家には畑も田んぼもあり、ご両親がたくさんの農作物を育て、直売所に出荷しています。近所に野菜づくりをする家も多く、おすそ分けをお互いにしていることも多いようです。
 「特に離乳食は最初に口にするものだからちゃんとしたものをあげたいと思っていました。家の畑やこの辺りの直売所に並んでいる野菜なら安心して与えることができます」 そう語る久美子さん。地域のママ友たちも地元の食材に寄せる安心感は大きいようです。

 


やがて巣立っても、みんなが集まりたくなる場に。

やがて巣立っても、みんなが集まりたくなる場に。

 久美子さんにとっては那珂市での暮らしは初めてのこと。実際に 暮らしてみてどんな感想をお持ちなのでしょう。
 「のんびりした田舎の環境ですね。それでいて市街地に近い。静 かな環境で暮らしたい人にはこの辺りはオススメです」  確かに中崎さんのお家のまわりは田畑や森林が広がり、のんびり した田舎の景色。夏になると近くの用水路で子どもたちとホタルを 見て夕涼みをしているのだとか。自然が豊かな証拠です。
 敦さんはここでの暮らしをどう楽しんでいるのでしょう。  「親戚や友達を呼んでみんなで庭でバーベキューをしたり、春は 花見をしたり。そういうことが贅沢なことだと感じるようになりま したね。何家族も集まって子ども同士で遊びまわる。それを親たち が眺めて楽しむ。こうした大人数が集まれる場があるということは 幸せだと思います」
 そして、中崎さんはこれから先のことを考えています。
 「子どもたちがいつかここから巣立っても、私のようにまた戻っ てこられるような場をつくっていきたいですね。毎年みんなが集 まったり、心のよりどころになれるような変わらない場所。ここは そんな暮らしの場がつくれるところだと思っています」

 




中崎 敦さん一家
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  • 【更新日】2020年4月28日
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