那珂市では、建設業の健全な振興発展及び建設技術の向上を図るため、市が発注した建設工事を誠意をもって適切に施工し、優良な成績で完成した建設業者及びその工事を施工した主任(又は監理)技術者を表彰しています。
令和7年度は7月30日に表彰式が行われ、令和6年度に完成した工事の中から以下の業者が表彰されました。
建設業者ほう賞受賞者
受賞者 | (株)テック 代表取締役 髙畑 順江 監理技術者 金子 庸介 |
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受賞対象工事 | 06国補社交第1号 市道335号線外 排水整備工事 | |
受賞理由 | 工事起点の発進立坑付近は、住宅等が両側に張り付いた狭い施工条件であり、既存建物の基礎等も張出しているため、沿線地権者に工事着手前の事業説明及び工事内容の周知を丁寧に行い、施工においても、現場周囲家屋への影響及び自然環境へ配慮しながら、スムーズな現場施工に努めた優秀な現場であった。また、ボックスカルバートの布設に当たっては、設置前後の高さ等を常に確認し、シールド機本体の動態観測も併せて実施したため、出来形に加え、通りや目地の施工など出来栄えも優秀であった。 | |
工事概要 | オープンシールド工(ボックスカルバート)L=33.8m |
工事現場写真
受賞者 | (株)松井建設 代表取締役 松井 祐一郎 主任技術者 松﨑 實 |
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受賞対象工事 | 05国補社交第2号 市道335号線外 排水整備工事 | |
受賞理由 | 工事終点の発進立坑付近は、住宅等が両側に張り付いた狭い施工条件であり、唯一の急カーブ区間でもあるため、沿線地権者への説明を丁寧に行い、施工においても現場周囲家屋への影響等に配慮しながらトラブルなく施工した。ボックスカルバートの布設においては、施工サイクルを短縮するためレールキャリー工法を採用し、カーブ区間では調整用ボックスカルバートの先行製作を提案するなど、スムーズな現場施工に努め優秀な現場であった。 | |
工事概要 | 排水整備工事 L=47.6m |
工事現場写真
受賞者 | 青山土木工業(有) 代表取締役 青山 まゆみ 主任技術者 小田倉 安浩 |
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受賞対象工事 | 06社総交下第3号 額田東郷地区汚水管布設(第2工区)工事 | |
受賞理由 | 一部施工箇所において狭隘な場所での施工であったが、隣接地権者と密に調整を図ることにより、トラブル等もなく現場を完成させたほか、開削工、推進工共に、管底高において精巧な施工に努めるなど、出来形及び品質においても良好であり、優秀な現場であった。また、現場事務所の簡易トイレに国土交通省が定めた「快適トイレ」を使用し、現場環境の改善を図った。 | |
工事概要 | 汚水管布設工事 L=328.0m |
工事現場写真
受賞者 | (株)平野産業 代表取締役 平野 正栄 主任技術者 小林 誠 |
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受賞対象工事 | 06社総交下第5号 戸地区舗装復旧工事 | |
受賞理由 | センターラインのある区間は半断面の舗装復旧であり、切削後の交通開放に備え、段差擦り付けを丁寧に行うとともに、タイヤに付着しにくい改質アスファルト乳剤を使用したり、切削機にカバーを取り付け切削材の飛散防止に努めたりするなど、周囲環境に配慮した創意工夫がみられた。一部区間については、路肩が狭く道路通行が制約され、大型車の通行が多い中、交通誘導員を適宜配置し、事故やトラブルなく施工を行った。 | |
工事概要 | 舗装復旧工事 L=582.8m |
工事現場写真
受賞者 | (株)鶴田組 代表取締役 鶴田 哲男 主任技術者 冨永 直弥 |
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受賞対象工事 | 那水工第20号 木崎浄水場導水管更新(第1工区)工事 | |
受賞理由 | 工事場所が茨城県による経営体育成基盤整備事業の工事地内に位置し、地元住民の車両に加え工事車両が多く通行する中、関係者との調整を丁寧に行い、工程の遅れを発生させることなく工事を完成させた。また、農道における導水管の埋設に当たっては、湧水が確認されたことから、埋戻し材料や復旧方法について適切な提案を行うとともに、導水管の切替においては、導水の中断時間を最小限に抑え、浄水工程に影響を与えることがなかった。 | |
工事概要 |
導水管更新工事 L=448.8m |
工事現場写真
表彰式の様子
記念写真
市長式辞 那珂市建設業協同組合理事長祝辞 受賞者謝辞