近年、高齢化や人口減少、住宅・建物の老朽化に伴い空き家等が年々増加しています。これらの空き家等の管理が適切に行われていないことによって、近隣にお住まいの方々が不安を感じたり、迷惑を受ける事例が発生しています。
このため、市では空き家等の所有者に対して空き家等の適切な管理を促すなど、適正管理されていない空き家等の発生を抑制し、安心で安全なまちづくりを推進することを目的として「那珂市空き家等の適正管理に関する条例」および「那珂市空き家等の適正管理に関する条例施行規則」を制定し、平成29年4月1日から施行しています。
○空き家等の適切な管理は「所有者の責任」です!
「空家等対策の推進に関する特別措置法」では、所有者等の責務として「空家等の所有者等は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家等の適切な管理に努めるものとする」と定めています。
所有者等の皆様は、次のような空き家等の管理を徹底し、所有者等の責務を果たすようにお願いします。
・自分が所有または管理している空き家等の様子を定期的に確認すること
・自分で管理できない場合は業者等に依頼すること
近隣に管理が行き届いていない空き家等があることでお困りの場合には、下記の「様式1 情報提供書」をダウンロードしご記入のうえ、都市計画課までご相談ください。
(例)・建物等の倒壊などにより、生命等に被害を及ぼす恐れがある場合
・不特定者が侵入することにより、火災または犯罪が誘発される恐れがある場合
・樹木や雑草の繁茂などにより、周辺の生活環境の保全に支障をきたす恐れがある場合