令和4年10月1日議員と語ろう会の開催結果概要

「R4議員と語ろう会」の開催結果について

   令和4年10月1日に開催した「議員と語ろう会」に多くの方にご参加いただきありがとうございました。
   皆様からいただいた多くのご意見やご要望を市議会(各常任委員会)で審議しまして、市担当課に回答を求めたもの及び議会(常任委員会)で回答したもの、並びに市(執行部)に伝えるものに分けました。
   皆様からいただいたご意見等を議会活動や市に要望していきたいと思います。

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↑市長(執行部)に対し、いただいたご意見を伝えました。

 

〇議員と語ろう会で出た意見で市担当課に回答を求めたもの及び議会(常任委員会)で回答したもの

分類

意見要旨

回答
太陽光発電施設 太陽光発電も現状を見ると悲しくなる。10年後にどうなるのか地元としても心配になるので議員にも考えていただきたい。 総務生活常任委員会としては、調査事項として、太陽光発電施設設置に関する条例の制定を市に提言するか調査しており、皆様からいただいたご意見等を含め、他市の制定後の問題点やトラブルとなっている事案などを調査しながら、今後もこの案件に取り組んで参ります。
休耕田に太陽光発電を設置したいが、ソーラーシェアリングでお願いしますと言われたが現状は。法律違反もあるのではないか。
太陽光発電の設置及び管理に関して、傾斜地や大雨が降った時の対応など、市の条例設置の必要性。
太陽光発電の設置について県のガイドラインを見たが、市でも条例で厳しく管理すべき。
魅力あるまちづくり 魅力あるまちづくりを10年20年後見据え、中長期的且つ抜本的な政策(助成金や特別税も考慮し)を議会として提案し、どうすれば実現できるか考察願う。 魅力あるまちづくりを10年、20年後を見据えた、中長期的且つ抜本的な政策を議会としても提言し、人口問題に取り組んでいきます。
河川関係 台風19号での下江戸の堤防は仮復旧なのか本復旧なのか、今後かさ上げすることを考えているのか。 那珂市下江戸地内の男爵付近の冠水の原因は那珂川の河川水が千代橋北側より想定を超える量の水が小場江用水路に流入した事によるもの。対策として、那珂川緊急治水対策プロジェクトにより、常陸大宮市の遊水地整備事業を行っている。また、下流区間において、河道掘削を実施して、水位の低下を図ると聞いている。
区域指定関係 額田地区は人口減少している。今年は区域指定の見直しの時期だが、誰もが「ここに家を建ててもいい」と思えるような区域を指定してほしい。 区域指定は、一団で土地利用が図られていない区域に設定できる制度ではなく、おおむね50以上の建築物が連なっている既存集落対象に行うもの。
那珂市では平成29年度より市街化区域から1km超えの地域を対象とする12号区域指定を導入し、額田地区においては市内で最大の区域面積である95haを対象にしている。
12号区域指定については、導入可能な区域については、全て導入している状況。
既存の市街化区域から離れた区域での市街化調整区域から市街化区域への編入にあっては、概ね50ha以上の一団の区域、かつ土地区画整理事業等の計画的な市街地整備が確実な区域であることが必要となる。あわせて、市内の人口密度の状況や人口減少が確実に見込まれるなか、住宅地を目的とする市街化区域への編入は困難。
都市計画分野での地域のコミュニティ維持に係る課題のポイントは、那珂市に関わらず、県内はもとより、全国的にも人口減少・世帯数減少が確実に見込まれるなか、宅地需要が市全体で減少につながる情勢であることを踏まえ、今あるものを使うことを前提とし、既存に立地している空き家を活用することと捉えている。
額田を市街化区域にすれば家を建てる需要がある。切望しているのに応えてくれないのは疑問。
以前の考え方と今のものの考え方が少しずつ変わっている中、住む場所も時代とともに変わってくる。そこをきちんと整備する考え方を持ち、議会で提案して欲しい。
農業関係 市は稲の除草剤にアミスター、アクターSCを使用しているが、自宅周辺で蝶や蜂が激減している。除草剤散布との関係は不明だが、薬剤選定には正当な理由根拠を明示して欲しい。 水稲の空中防除は、広域一斉防除により、労働力の軽減、病害虫防除コストの低減等を図りつつ、効果的にカメムシ類やウンカ類、いもち病、紋枯病などの病害虫を防除することを目的に毎年実施している。本市で使用している「協友アミスターアクタラSC」は、病害虫への有効な成分を含み、他の自治体においても使用実績があることから、ここ数年使用している。なお、市内でミツバチを飼育されている方々へは、被害防止や注意喚起のため、散布前にお知らせしている。
電源立地給付金 電源立地交付金、瓜連地区は合併したのに対象にならないのか。 原子力の電源立地のための交付金は、自治体に交付されるものと電灯や電力を使用される者に対して交付されるものがあります。自治体が受けるもので、例えば那珂市は、平成3年度には、那珂総合公園等施設維持運営事業に約3千200万円の交付を受けています。
一方住民や事業所が受ける原子力立地給付金交付事業の対象は、那珂市は旧那珂町地域のみで、旧瓜連町地域の方々は対象になっていません。交付の対象地域は、国が決めています。過去には市議会で、旧瓜連町地域にも交付されることを求める意見がありましたが、実現していません。現在の議会では、東海第2原発の対応が主な課題で、議会として旧瓜連町地域への給付を求める活動は行っておりません。
原発再稼働 原子力は再稼働しても2038年までしか運転しないような話だがどういうことか。 現在の法律(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律:略称原子炉等規制法)では、発電用原子炉の運転期間は40年で、特別な審査に合格すればさらに20年の運転が可能とされています。この期間は原子炉が運転していなくとも数えられることになっています。
東海第二原発は、20年延長の審査に合格しており、承認されている工事の後の検査に合格すれば2038年までの運転が規制法上は認められます。これは、現在の法律の上でのことで、法律が変われば、2038年以降の運転が可能となる可能性があります。現在、運転していない期間を除いて考える、あるいは年数制限を撤廃するということが検討されています。
一方、法律上の制限の他に、東海第二原発を所有する日本原子力発電株式会社(略称日本原電)と周辺自治体との安全協定があり、茨城県、東海村、日立市、ひたちなか市、水戸市、常陸太田市、那珂市のいずれかが再稼働に同意しなければ運転しないとされています。
東海第二原発の再稼働については、賛否それぞれの意見があり、那珂市議会としての判断はまだ定まっていません。市議会は、原発について容認、反対それぞれの識者の意見を聞く勉強会や市民の意見を聞く会を実施してきましたが、今後も続けます。そしてしかるべき時期に議会の意見をまとめようと活動しているところです。
2038年で再度延長されることもあるのか。
東海第二原発の再稼働について、議会としての勉強会や取り組み、今後の方針はどうするのか。
東海原発再稼働は反対。議会でもしっかり対応してほしい。
原発再稼働で電気料金を安くしてほしい。
原発避難訓練 原発事故を想定した市全体での避難訓練は計画があるのか。 那珂市はこれまで、本米崎地区で移動を伴う避難訓練、その他の地域を対象として屋内退避訓練を実施してきました。市の全域からの避難訓練は、行うかどうかも含めて今後の検討課題です。
議員報酬及び定数 議員の報酬や定員を見直すべき。 報酬や定数につきましては、市民の意見をお聞きしたうえで、平成28年に条例を改定しておりますので、現時点では考えておりません。
議員と語ろう会 議員と語ろう会の時間やテーマなど、やり方を工夫してほしい。 今回も含めて、これまでの反省点をふまえ、改善すべきところは改善し、より良い議員と語ろう会にしてまいります。

 

〇議員と語ろう会で出た意見で執行部に伝えるものとして委員会で決定したもの

分類 意見要旨
市の活性化 国道118号の4車線化の工事が終わりそうだが、周辺の活性化が進んでいない。土地利用の規制が厳しく農用地の除外を進める必要があると思う。商業地があれば、税収も増えて雇用も増えて街が活性化する。少しでも対応していただきたい。議会としても後押しをお願いしたい。
大型店があれば防災協定を結ぶなど活用してほしい。
地方自治体同士の競争もあるので那珂市の魅力を活かしてほしい。
自治会 自治会役員の後任のなり手を探せというが、個人情報保護の関係で空中散布の問題でも田の所有者を教えてもらえないし、報酬も受け取っていない。自治会長としては市の委嘱を受けていないし、断ることも可能なのか。
現在の自治会の加入率について目標に対して何の努力もしていない。職員で自治会に加入していない者もいる。未加入問題をどうするのか。
自治会役員の報酬は各自治会でバラバラであるが、これまでの区長と同じことを要求される。市から仕事が来るならば委嘱するべきだし報酬も定額で出すべき。決まっているからではなく今の状態を見直す議論をして欲しい。
自治会加入増の方策について、水戸市のように商工会とタイアップしてみては。
導入後12年経った那珂市の自治会制度が適正に機能しているかどうか確認を。事務局体制の見直しや会員減少対策、自治会運営等の多目的な連合機関を一つ設け、その決定が直接各自治会へ伝達できる組織づくりを検討し、市の種々のデータと検証し適正かどうかも検討して欲しい。
コピー機の値段 市民活動支援センター利用のハードルが高すぎる。コピー代も高い。
情報発信 大洗町は駅の近くにモニターを設置し町のPRをしている。インターを降りた場所に、那珂市の情報発信できるものが設置されたら良い。道の駅が出来たらではなく良いものはどんどん取り組んでほしい。
観光関係 静峰公園を活性化するのは良いが、渋滞やゴミの問題をどう考えるか。飲食店も含めた地域循環を考えてほしい。
道の駅の開設には多くの方々の意見を踏まえ、那珂市特産品目の開発選定を望む。
下水道関係 下水道整備の全体の見直しについて、昨年の説明会はコロナで延期されたがどうなったのか。
住宅地の水路の傷みが激しいので、道路との境界の土留めを検討していただきたい。
菅谷(鷺内)地内の高速道路周辺の林中を通行する車も多いので、道の駅よりもその周辺の整備をトータル的にお願いしたい。
那珂高校から後台駅までの道が暗くて、部活後の帰り道が危ない。また水郡線の本数が少なく電車の待ち時間が長いので、時間を潰せる場所の整備を検討してほしい。
那珂市内の道路整備について、東西に移動する道路の整備が遅れており市街地に入ってくるのが混雑するがどう考えるか。
一の関から中菅谷駅の方までの排水路があるが、土砂が溜まり草も生え流量面積が少なくなっている。整備を要望したい。
農業関係 休耕田の対策をどう考えているか農業委員会に文書で送ったが返事がない。農業委員に伝えると言われたが伝わってもいない。どう考えているのか。
農業担い手育成、その先の体制は。
農業後継者不足問題の解消に行政区単位に農業の法人化を図ってほしい。行政主導で地区別の農業法人設立のメリットデメリットなど説明会を開催してほしい。農業法人化については議会でも協議し市へ提言してほしい。
所有の農地をすべて委託で耕作しているが、今後後継者が見つからなければ耕作放棄地になってしまう。農業機械購入の新規農業者への補助金を増やすなど、那珂市の農業を維持する政策に本格的に取り組んでほしい。
教育関係 瓜連中の駐輪場までを舗装してほしい。
木崎小学校を廃校にしないでほしい。
木崎小・額田小の統合はあるのか。統合があるのであれば、早い段階でプランを公表してほしい。
学校のギガスクールにおいては、教育現場は電磁波による健康障害を知ったうえで対応と配慮が必要。
中高一貫により、那珂市から優秀な子どもが取られないよう手を打ってほしい。
小中一貫教育における小・中学生の交流活動は好評で、お互い良い刺激になっている。
介護・福祉等 交通弱者対策として、移動販売をしてはどうか。
ひとり暮らしの高齢者は健康維持が難しくなっている。対策の一つとして、両宮遊歩道の有効活用を講じてほしい。
高齢者の健康維持のために、どこかに集まってもらうのではなく自宅を訪問している。
生活保護の申請窓口のたらい回しとも思える対応に問題あり。親身になって直接話を聞いてほしい。

 

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  • 【更新日】2023年5月15日
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