第2回 議会報告会 開催結果概要
3月定例会の結果を報告し、市民からご意見を伺いました
1 開催概要
(1)平成26年5月24日(土)午後2時~午後4時20分
ふれあいセンター ごだい
参加者 29名 出席議員 12名
(2) 平成26年5月25日(日)午後2時~午後4時
ふれあいセンター よこぼり
参加者 39名 出席議員 12名
2 会議概要
(1)議会報告
報告会開催の経緯、3月開催の定例議会の議決結果など、議員が説明しました。
(2)意見交換
約1時間にわたり、市民から様々な意見をお伺いしました。
(意見の概要は以下のとおり「那珂市議会だよりNo42より」)
◎議会に関するもの(⇒議会答弁要旨)
●議会報告会は今後、議会毎に行うのか。
⇒議会報告会は、最低でも年1回実施する。
●資料の説明は、わかりやすく補足説明をしてほしい。
⇒限られた時間で簡単明瞭に説明できるように考えていく。
●市長の座談会に対する地区議員の関わりはどうなのか。
⇒議員と市長は、二元代表制の立場から、一線を画していくべきだと考える。
●一般質問の時間が、1時間となり昔より短くなった。時間を過ぎると、答弁が
途中で途切れるのは考えてほしい。議論の活性化をしてほしい。
⇒時代や全国的な流れ、実際の質問時間、議会運営の効率化、傍聴者の意見など
により、質問時間は変わってきた。また、反問権による質疑応答は時間に含め
ないなど改善している。
●一般質問は議員が必ず1時間質問をしてほしい。議員は一般質問をするべきだ。
議員を削減して、やる気のある議員の報酬を上げるべきではないか。
⇒一般質問の1時間は権利であり義務ではない。目立つのは一般質問であるが、
委員会の審議でも議会は活動しており傍聴してほしい。定数は、現在特別委員
会を設置して審議している。
●水戸市との合併の問題、市長は前向きにということだが、議会ではどういう審議
をしているのか。
⇒議会として合併の話はしていない。
◎市政に関するもの
●那珂市行財政改革大綱第3次実施計画で、経常収支比率80パーセントを超えて、
財政が危ないということだが、那珂市は大幅に超えている。具体的にどのように
改善していくのか。
●井戸水の検査で、災害の時に家庭に井戸水を提供できる方の水質検査は市がやる
のか。
⇒水質検査は、個人的に実施していただく。
●災害備蓄の5800食の保存場所はどこか、どんなものを備蓄しているのか。
●予算で今後、民生費が増加していく。税収が伸びない中、何を削っていくのか、
長期的な予算の対策を考えているのか。
●市の職員の正規・非正規で、那珂市は、非正規職員が50%を超えている。人件費
を抑える目的だと思うが、組織的に問題がないのか、その辺の見直しはどうなの
か。
●女性に優しい職場にしないと人口の維持が難しいと思う。
市を発展させるには、女性が働きやすい、住みやすい環境にしてほしい。
●ガスパイプラインの埋設、市民にも一定の情報を開示してほしい。ガス漏れの災
害は、起こりえないのかどうか。安全面について明らかにしてほしい。
●災害時に水が出ない場合など、公園などに井戸を設置してほしい。
●人間ドックへの負担を検討してほしい。
●小学校の体操でラジオ体操を実施してほしい。社会人になってから必要である。
●雨水排水路の設置をお願いしたい。
●後台駅の整備後は、防犯、環境衛生、管理を十分にお願いしたい。
●下水道の整備状況はどうなっているのか。
●那珂町と瓜連町の合併による評価はどう考えているのか。
●国の教育改革の問題について、現場の教員の声を引き上げてきちんとした教育が
できるようにしてほしい。
●小中一貫について、何もわからない。
県内の状況はどうなのか、教職員の増減や、県や国の教育行政との関連はどうな
のか。小中一貫の場合の相対的な経費の比較は検討したのか。
●市のごみ処理場は、資源ごみでも持ち込むと有料。他の市町村では無料もある。
段ボール、新聞紙、雑誌類、金属など無料の方向で検討してほしい。
●イノシシの被害が増加している。那珂市の保護区を解除してほしい。
●向山の市有地が藪になって、イノシシの隠れ家になっている。市有地の利活用や
対策について考えはあるのか。
●額田の城跡整備は、今後どのようになるのか。
●有が池の水田周辺の道路が悪い。その辺の対応は考えているのか。
●笠松工業団地は40年の間に、2~3社しか誘致していない。原因は何か。
●本米崎小学校の跡地利用について、どのように考えているのか。
●バスが走れない道路の整備をしてほしい。
●農産物を直売所に出荷すると、東海村では15%が、農業振興という名目で手数料
が返ってくる。那珂市ではできないのか。
●茨交バスの太田線が廃止になった。公共交通は大事であり、交通弱者が困ってい
る。どう考えているのか。
3 参加者アンケート結果概要
・参加者数68人に配布し、62人の方から回答を得ました。
・参加者は、五台16人、菅谷11人、戸多10人、神崎9人、瓜連5人、額田4人、木崎2人、市外4人
・年代は、60代22人、70代32人、80代3人、50代2人、40代2人
・性別は、男性が52人、女性が8人
・開催情報の入手先は、自治会回覧33人、おしらせ版32人、知人から14人、ポスター12人など
・開催時間は、「よい」34人、「ふつう」23人、「わるい」3人
・開催場所は、「よい」42人、「ふつう」18人、「わるい」1人
・配布資料は、「よい」24人、「ふつう」29人、「わるい」2人
・報告会の感想は、「よい」27人、「ふつう」26人、「わるい」2人