令和5年10月21日土曜日に総合センターらぽーるにおいて、「協働のまちづくり推進フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、市民、市、市民自治組織、市民活動団体等が協働してまちづくりを進めることの重要性について共に考え、協働に対する意識の醸成を図ることを目的に開催しているもので、今回で12回目となります。
市民自治組織や市民活動団体の関係者など、150人を超える方々に参加していただき、大変有意義なフォーラムとなりました。
事例発表
〇戸多地区まちづくり委員会
発表者 戸多地区まちづくり委員会 委員長 根本 泰之 氏
発表内容 「戸多地区 防災への取り組み」について
戸多地区の各自治会が実施した防災訓練(消火訓練、炊き出し訓練、避難訓練、マイ・タイムライン作成など)や令和5年度の台風19号の被害状況、そのときの炊き出しの活動についての紹介がありました。それぞれの地域の状況に合わせて「自分の命を守る・家族の命を守る・隣人の命を守る・地域住民の命を守る」取り組みが重要であり、皆様の防災活動に役立てればとのお話がありました。
〇木崎地区まちづくり委員会
発表者 木崎地区まちづくり委員会 委員長 戸室 房雄 氏
発表内容 木崎地区まちづくり委員会の活動について
木崎地区の概要、木崎地区まちづくり委員会の活動内容、今後予定されているイベントの紹介がありました。各部会の活動紹介では、世代を超えたものや初めてのイベントを計画するなど活発な活動を行っていることがわかりました。今年度は4年ぶりとなる「木崎ふれあいまつり」が開催されます。まちづくり委員会の最大の事業として、力をいれて準備に取り組んでいるとのお話がありました。
基調講演
講 師 高崎経済大学 地域政策学部 地域づくり学科
教授 櫻井 常矢 氏
テーマ 「これからの地域づくりへのヒント」
協働のまちづくりとは何か、どのようにすれば協働のまちづくりが進められるのか。高齢化・人口急減など変化の激しい時代に合わせた自治会や地域の団体活動の運営方法やひとりひとりの考え方について、櫻井氏の専門分野である「地域づくり」や「市民協働」をもとにご講演していただきました。今後のまちづくりは、若い世代が本当の意味で話し合いに参加することが大切だというお話があり、自治会や団体活動を進めるにあたって刺激を受ける、非常に充実した時間でした。
※これまでのフォーラムの開催状況については、こちらをご覧ください。