令和4年11月23日(水・祝)、総合センターらぽーるにおいて、「協働のまちづくり推進フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、市民、市、市民自治組織、市民活動団体等が協働してまちづくりを進めることの重要性について共に考え、協働に対する意識の醸成を図ることを目的に開催しているもので、今回で11回目となります。
市民自治組織や市民活動団体の関係者など、約150人が参加し、大変有意義なフォーラムとなりました。
2月27日更新
各団体の事例発表及び基調講演の動画を掲載しました。
事例発表
〇市民自治組織の部
発表団体 菅谷地区まちづくり委員会
発表内容 「宮の池公園南側美化活動」について
菅谷地区まちづくり委員会で実施している環境美化活動についての紹介がありました。宮の池公園における清掃活動や、花木植栽管理などの活動状況や、今後の計画についてのお話がありました。この活動をすることで、四季を通して親しみのある公園になるきっかけにしたいとの発表がありました。
また、わかすぎ学園の中学生による「地域コミュニティの重要性」についての作文発表もあり、若い世代の視点からの内容に考えさせられる発表だったとの声が多くありました。
●発表動画
●作文発表
作文テーマ:「地域コミュニティの重要性」
作文の詳細については地域コミュニティの重要性 [PDF形式/280.56KB]をご覧ください。
発表団体 堀之内自治会
発表内容 堀之内自治会の活動について
堀之内自治会の概要、活動、発表者自身について、今後の目標についての紹介がありました。各部会の活動紹介では、世代を超えた活発な活動を行っていることがわかりました。発表者自身のプロフィール紹介では、自身の生い立ち、那珂市に移住してから自治会加入するまでのお話や自治会加入後の青年会加入から牡丹クラブ(青年会女子部)の立ち上げなどのお話がありました。若い世代や女性の活躍が印象的な発表でした。
●発表動画
〇市民活動支援事業の部
発表団体 南酒出城跡保善の会
発表内容 南酒出城跡の立木伐採及び木道の製作について
団体の紹介、南酒出城跡についての説明やこれまで行ってきた活動の記録の紹介がありました。市民提案事業で採択されてから行ってきた活動の実績と今後の計画についての発表があり、堀内の立木伐採や木道の製作等を行っていることがわかりました。今後は、文化遺産を後世に残すための課題に取り組むことや、城跡と久慈川流域を結ぶ遊歩道城跡周辺の環境保全に取り組むというお話がありました。
●発表動画
発表団体 NICE English Contest 実行委員会
発表内容 ホームページの作成と公開について
団体の紹介や、実際の活動の様子を撮った動画を使った発表がありました。市民提案事業で採択されてから、ホームページを作成するにあたり、原稿の作成からドメイン取得と公開を業者に依頼するまでや、ホームページの構成や内容についてのお話がありました。今後は、アクセスデータをもとに分析し活動内容や方法を更新改善していき、新たな活動はホームページに追記して更新していくことで、市内外へ活動の輪を広げていきたいとのお話がありました。
●発表動画
基調講演
講 師 株式会社ヤマオコーポレーション
代表取締役 鬼澤 慎人 氏
テーマ 「持続可能な地域コミュニティの実現に向けて ~ひとりひとりがリーダーシップを発揮する~」
協働のまちづくりとは何か、どのようにすれば協働のまちづくりが進められるのか。変化の激しい時代に合わせた自治会や地域の団体活動の運営方法やひとりひとりの考え方について、鬼澤氏の専門分野である「経営品質」や「リーダーシップ」をもとにご講演していただきました。今後のまちづくりは、若い世代や未来を担う子どもたちの参加が不可欠だというお話があり、自治会や団体活動を進めるにあたって刺激を受ける、非常に充実した時間でした。
●講演動画
※これまでのフォーラムの開催状況については、こちらをご覧ください。