マイナ救急実証事業開始
マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用して、傷病者の医療情報を閲覧する仕組みのことです。救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、専用タブレット端末を使用して傷病者の過去に受診した病院や処方された薬などの医療情報を閲覧します。閲覧した医療情報等は、傷病者の方がより適切な処置を受けるため、また救急隊が搬送先医療機関の選定をするために活用します。
この実証事業は、総務省消防庁が全国の720消防本部5,334救急隊と連携して実施するものです。
画像は総務省消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp)を加工して作成
マイナ救急のメリット
- 慌ててしまって思い出せない場合や、会話ができない状態でも傷病者の情報を正確に伝えることができる。
- 円滑な搬送先の選定や適切な応急処置ができる。。
- 搬送先で治療の事前準備ができる。
実施対象事案
対象となる事案は、傷病者がマイナンバーカードを所持していて、かつ健康保険証が利用登録されており、閲覧について傷病者から同意を得られた場合。
実証期間
令和7年10月1日~令和8年3月31日
マイナンバーの携行をお願いします。
本事業にご協力いただくため、マイナンバーカードの保険証登録および携行をお願いします。マイナンバーカードは持ち歩いても問題のない安全性の高いカードです。ICチップにはプライバシー性の高い情報は記録されておらず、紛失時の不正利用を防ぐための対策も講じられています。