緊急消防援助隊の出動について
令和3年7月3日(土曜日)に静岡県熱海市で発生した大雨による災害において、熱海市への応援のため総務省消防庁長官から茨城県に対し、緊急消防援助隊茨城県大隊の出動要請がありました。
この出動要請を受け、那珂市では以下のとおり職員を派遣しました。
派遣期間
令和3年7月22日(木曜日)から令和3年7月24日(土曜日)までの3日間
出動隊員数等
派遣先
活動内容
その他
・今回の緊急消防援助隊茨城県大隊第2次隊は、全体で17隊(62人)です。
・令和3年7月22日(木曜日)午前5時30分に那珂市消防本部を出発し、令和3年7月24日(土曜日)午後7時30分に帰署しました。
出陣式
出陣式で隊員を激励する鈴木消防長
鈴木消防長と各隊長
活動地区の被災状況
他隊と合同での活動状況
緊急消防援助隊とは
普段は自らの市町村を守る消防本部。しかし、大規模災害や特殊災害が発生した場合は、被災地の消防本部だけでは対処できないことがあります。そんな時、被災地からの要請を受け、消防庁長官の出場指示などにより各都道府県の消防本部や消防防災航空隊が、応援に駆け付けます。この応援部隊が「緊急消防援助隊」です。
緊急消防援助隊は、平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、国内で発生した地震等の大規模災害時における人命救助活動等をより効果的かつ迅速に実施できるよう、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、同年6月に創設されました。
那珂市消防本部では、茨城県内各消防本部で構成される「緊急消防援助隊 茨城県大隊」の部隊として消火小隊2隊、救急小隊1隊、後方支援小隊1隊の計4隊が登録されています。
【総務省消防庁】緊急消防援助隊PR動画(ショート版)
(再生時間:3分00秒)
【総務省消防庁】緊急消防援助隊PR動画(完全版)
(再生時間:17分27秒)(ナレーション:照英氏)
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【概要】
どこでも起こりうる大規模災害は時に生命、財産を無情にも奪っていきますが、その緊迫した人命救助活動の中で消防士たちは何を感じ活動しているのか、大規模災害時の映像や訓練映像を交え、消防の活動を詳しく解説しています。
人々の災害時の記憶や教訓が風化しないよう、防災意識の啓発資料としても活用できます。
緊急消防援助隊ロゴマーク
緊急消防援助隊の隊員の結束力を一層強化するとともに、その活動を広く周知することを目的としてロゴマークを作成。救助活動に使用する消防の基本ツールであるカラビナをモチーフとしてデザインしています。