那珂市が発行する文書の文字が標準化され変わることがあります
国は、全国の自治体の主な業務で取扱うシステムの統一・標準化を進めており(※1)、その一環として、那珂市の主な業務システム(※2)で使用する文字についても、令和7年9月29日以降、順次「行政事務標準文字」に変更する予定となりますのでお知らせします。これにより、市が発行する住民票の写し、各種証明書やみなさまへお送りするお知らせなどに書かれている宛名(お名前や住所)の文字の字形(デザイン)が、一部これまでのものと変わることがあります。
1 行政事務標準文字とは何ですか?
「行政事務標準文字」は、すべての自治体が同じ文字を使うことによって効率的な行政サービスの実施や、大規模災害への迅速な対応ができるよう導入するものです。戸籍や住民票で使用されている標準的な文字をもとにデジタル庁が作成しました。
2 何が変わるのですか?
すべての自治体が同じ文字を使い行政事務を効率化するため、那珂市が発行する住民票の写し、各種証明書やみなさまへ発送する郵送物の宛名(お名前や住所)の文字の字形(デザイン)が、一部これまでと変わることがあります。
3 どのように変わるのですか?
部首の大きさ、曲げはねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」の違い)は変わりません。
4 いつから変わるのですか?
那珂市では令和7年9月29日以降、順次導入する予定となっています。
5 今までの漢字は使えないのですか?
「行政事務標準文字」は、自治体が発行する証明書や印刷物、コンピューター処理などで使われるものであって、住民の方が同じ文字を使用しなければならないというものではありません。なお、戸籍では従来の文字を保持し続けます。書類などに使う文字は、手書きの文字であればこれまで通りに使えます。
※1 地方公共団体情報システムの標準化に関する法律(令和3年法律第40号)
※2 対象システム 以下の18業務のシステム
児童手当 | 子ども・子育て | 住民基本台帳 | 印鑑登録 | 選挙人名簿管理 | 固定資産税 |
個人住民税 | 法人住民税 | 軽自動車税 | 就学 | 健康管理 | 児童扶養手当 |
生活保護 | 障害者福祉 | 介護保険 | 国民健康保険 | 後期高齢者医療 | 国民年金 |
さらに詳しい情報は、デジタル庁のホームページをご確認ください。
地方公共団体情報システムにおける文字の標準化(外部リンク)