R7年10月8日
那珂市版コミュニティ・スクールの木崎小学校では、収穫した稲の脱穀体験が行われました。
今年は、収穫した稲の量が多いこともあり、5・6年生合同で脱穀体験です。6年生は去年の経験を生かして5年生の模範となってくれます。最初に、米作りでお世話になっている小林さんの説明を聞きます。

足踏み脱穀機の操作は難しいので、最初は2人一組の協働作業。「足踏み」と「脱穀」の役割分担をしました。

脱穀機が逆転してしまったり、稲穂が引っかかってしまったり・・・なかなか上手くいきません。

落ちてしまった稲や、脱穀機に引っかかって抜けてしまった稲から、手作業で脱穀しています。

脱穀が終了した後で、6年生が中心になって脱穀機のメンテナンス。来年もよく回転するようにきれいに掃除します。

今年は、手作業で精米体験!
なかなか白いお米にならず、苦戦しています。


精米機がなかった頃の人たちが、お米を食べるまでにこんなに苦労していたことを体感して、毎日食べているご飯の有難さを実感しました。今年は、木崎ふれあい祭りで収穫したお米を販売する予定なので、次回は袋詰めです。楽しみは、まだまだ続きます!!
R7年10月2日
那珂市版コミュニティ・スクールの額田小学校では、地域の方から非常に貴重な足踏み脱穀機をお借りして、脱穀体験学習が行われました。
まずは、脱穀機をお借りした㑹沢さんのお手本を見てやり方を確認します。㑹沢さんは簡単そうにやっていますが、果たして・・・

手の動きと足の動きが違うので、想像以上に難しいです。バランスを崩して転びそうになるので、最初は㑹沢さんのサポートを受けて脱穀を体験しました。

何回かチャレンジしたことでどんどん上達し、一人でできるようになりました。足踏みのスピードも上がり、一束の脱穀にかかる時間も短くなってきました。

なんと、㑹沢さんは「千歯扱き」も持ってきてくださいました。足踏み脱穀機がなかった頃に脱穀に使用していたものです。
実物を見たり、触れたりすることは、なかなかできません。非常に貴重な機会です。

やり方を見せてもらいましたが、足踏み脱穀機よりも体力を使いそうな動きです・・・

実際体験させてもらいましたが、なかなか脱穀できずに難しいです。
更に全身運動で、かなり疲れてしまいました。

機械での脱穀が当たり前の現代、足踏み脱穀機で脱穀するのも大変だと感じますが、足踏み脱穀機が無かった時代の人々はもっと苦労していたことを体感することができました。今回の体験を通して、お米の有難さを実感できるとても有意義な学習になりました。
お世話になった地域の方々、本当にありがとうございました。
R7年9月25日
那珂市版コミュニティ・スクールの木崎小学校、額田小学校では、6月に児童が植えた稲が立派に育ち、いよいよ「収穫の秋」を迎えました。両校同日に稲刈り体験学習が行われました。
【AM】木崎小学校
木崎小学校は、学校近くの田んぼをお借りして「にじのきらめき」を育てました。立派に成長した稲穂に囲まれての記念撮影!!
お米農家のかた以外では、なかなか体験することのない貴重な経験ですね!!

田んぼをお借りしている農家の小林さんから稲刈りの説明を受けます。自分の手や友達の足を切ってしまわないための注意点も説明され、子どもたちは真剣に説明を聞いていました。

隣の友達としっかり距離をとり、安全に配慮しながら稲刈りスタート!!

上手に刈れて、最高の笑顔です!

刈り終わったあとに、学校で「おだがけ」ができるように、稲2~3束をまとめて麻ひもで縛ります。


学校に戻り、おだがけです。縛った稲の束を7対3の分量に開き、交互に掛けるとより多くの稲が乾燥できるそうです。

全校児童がよく観察できる場所を選んでおだがけしました。脱穀体験まで、みんなで虫や鳥から稲を守っていきます!!

【PM】額田小学校
額田小学校では、昨年度までと同様に敷地内にある立派な田んぼで「コシヒカリ」が育ちました。

田植えから、米栽培についてご指導いただき、定期的に田んぼの管理までしてくださった鈴木さんから稲刈りの注意点の説明を聞きます。刈った稲は、昨年、脱穀した後の藁を使って縛っていきます。

多くの子どもたちが、初めて手で稲刈りをするので、最初は慎重になり時間もかかっていました。

慣れてきて、どんどんスピードアップしてきました。刈った稲の束を縛りやすく揃える余裕も出てきました。

「稲を刈る人」「運ぶ人」と役割分担してチームワークを発揮する額田小5年生。さすがです!

稲を刈り終えた感想や質問を発表して、鈴木さんからのお話を真剣に聞いています。

稲刈りが終わった田んぼから、隠れ家を失ったカナヘビが見つかりました。みんなで仲良く交代でカナヘビとのスキンシップを楽しみました。

他にも数匹、カナヘビの姿が目撃されました。チームワークの良さで、予定より早く稲刈りを終えることができたので残り時間でカナヘビ大捜索のスタート!子どもたちの歓声が響き渡ります。脱穀は、1週間後に予定されています。脱穀も楽しみですね!

R7年6月4日
木崎小学校では毎年、5年生が学校の敷地内にある田んぼで田植え体験を実施してきました。
今年は5年生の人数が多いこともあり、いつも米作りでお世話になっている小林さんの田んぼをお借りして田植えを体験します。
大きい田んぼということもあり、6年生も特別参加です。去年の経験を生かして5年生をリードしてくれます。
地域の方々や保護者の皆様も、今日の田植え体験をサポートしてくださいます。

田んぼの場所は、郵便局の坂を下ってすぐの所にあります。車に気を付けて移動します。

田んぼに到着して、小林さんの説明を聞きます。5月8日にみんなで撒いた種もみは立派な苗に育っていました。

片手に苗を持ってゆっくり田んぼに入ります。去年経験している6年生は、田んぼのなかでの歩き方も上手です。

みんなで横1列に並んで田植えスタート!!最初は、コツがつかめずに苦戦する様子も見られました。

田んぼの中の歩き方や苗の植え方も上達してきて、スピードがアップしてきました。

奥の田んぼは機械で苗を植えた田んぼ。手前は木崎小学校5・6年生が手植えした田んぼです。一人ひとりの植え方に個性が出て、個性的な田んぼになりました!!

最後にみんなで記念撮影!!気温が上がり、とても暑いなかでしたが、たくさんの地域の方々、保護者の方々にサポートいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!

R7年6月2日
額田小学校には敷地内に保護者や地域の方々のご協力で整備された立派な田んぼがあります。
その田んぼで、今年も5年生が田植えを体験しました。
まず最初に、毎年米作りをご指導くださっている鈴木さんから、苗の特徴や植えるときの注意点の説明を聞きます。
お米の種類は『こしひかり』です。

紐につけられた目印を基準に、苗を植えていきます。手が届かなくなったので、いよいよ田んぼのなかに裸足で入ります。校庭に5年生の歓声が響き渡ります。


とても歩き辛いですが、転ばないようにバランスをとって移動します。

田んぼの中での歩き方が上達したことで、植え付けのスピードがアップしました。ラストスパートです!!

苗植えが終わり、質問タイムです。「お米の種類は何種類ある?」や「1本の苗から何粒のお米が採れる?」など、さまざまな質問が飛び交いました。

これから、体育館の行き返りのときにお米の成長を観察することができます。敷地内に田んぼがあるからこそできる貴重な体験です。収穫は9月下旬から10月の予定です。収穫したお米は2学期の授業参観のときに、保護者の方々と一緒に食べるそうです。保護者の皆様、お楽しみに!!!

R7年5月27日
木崎小学校では、2年生がミニトマトの苗植えを体験しました。今年も、地元のトマト農家の綿引さんにご指導いただきました。

最初に、苗を植える場所を決めます。隣の苗との間隔が狭いと育ちが悪くなったり、収穫量が少なくなったりするそうです。

植える苗を選びます。「一番背が高く成長している」や「花が咲いてる」など、気に入った苗を選びました。

『シュガープラム』という種類のトマトです。とっても甘いトマトができそうです。

いよいよ、植え付けです。植える前に苗のポットごと水につけてたっぷり水をしみ込ませます。

ポットから苗を取り出す時のポイントを教えてもらいます。

土に穴を掘って苗を植えます。穴の深さが浅かったり、深すぎたりしないように注意します。自分の苗を可愛がりながら育てられるように苗に名前をつけて植えました。

苗を植え終わった後でたっぷり水をあげます。「葉っぱの上から水をかけずに、根元に直接かける」とアドバイスしてくださいました。

担任の先生が、観察の記録を写真付きで残せるように、タブレットでシートを作ってくれました。これから、毎日自分の苗を観察しに行く2年生の姿が目に浮かびます。収穫が楽しみですね!!

R7年5月8日
地域の方々からのご協力を得て、特色ある教育活動を実施している『那珂市版コミュニティ・スクール』の木崎小学校では、今年も稲作の体験学習がスタートしました。
毎年、恒例となった稲作体験ですが、木崎小学校では苗を育てるところから始まります。今日は、苗床に種もみを撒く活動です。
例年、稲作体験は5年生の活動でしたが、今年は学校敷地内の田んぼではなく、地域の方の田んぼを間借りするため、たくさんの苗が必要になることから、4・5・6年生の3学年合同の種もみ撒きです。

最初に、発芽した種もみと発芽していない種もみを見比べます。

次に、苗床に土を入れて平らにします。

6年生のサポートでたっぷり水をかけます。6年生が下級生をサポートする姿に成長が感じられました。

指でつまんで一粒ずつ・・・

たくさん握ってダイナミックに・・・性格がでますね!!

種もみを撒き終えたら、上から土を被せます。

最後に、校長先生から米作りに必要な工程が八十八もあり、それが『米』の漢字になっているというお話を聞きました。
児童からは「え~!!」という声が聞かれ、米作りがとても大変なことを実感しました。

大きな田んぼでの苗植えが楽しみですね!!