国産麦・大豆については、堅調な需要がある一方、作柄が天候による影響を受けやすく、供給量や品質が安定していないことから、需要の大宗を輸入で賄う状況が続いています。また、国際情勢の変化等により、輸入依存度の高い麦・大豆の安定供給に対するニーズが高まっており、食品関係企業において、原料の調達先を外国から国内に見直す動きがみられています。
こうした情勢を踏まえ、本事業では、国産麦・大豆の生産性向上のための作付けの団地化の推進や営農技術の導入、生産拡大に向けた機械導入等を支援することにより、国内における麦・大豆の生産基盤を強化し、安定供給制の構築を推進することを目的としています。
申請に当たっては、国産麦・大豆の生産・利用拡大に向けて、産地と実需が連携して「麦・大豆国産化プラン」を策定する必要があります。下記パンフレットデータをご確認いただき、事業の活用を検討したいかたは農政課までお問い合わせください。