令和3年10月9日(土)、総合センターらぽーるにおいて、「協働のまちづくり推進フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、市民、市、市民自治組織、市民活動団体等が協働してまちづくりを進めることの重要性について共に考え、協働に対する意識の醸成を図ることを目的に開催しているもので、今回で10回目となります。
市民自治組織や市民活動団体の関係者など、約150人が参加し、大変有意義なフォーラムとなりました。
事例発表
市民自治組織の部市民活動支援事業の部 |
発表団体 額田地区まちづくり委員会 額田地区の概況、組織や活動事例について紹介がありました。また、会員の高齢化、自治会の必要性や負担感等の課題があるとのお話があり、それらを解決するため、住みやすく、活気のある「まちづくり」を目標に、短期的には額田活性化プロジェクト2030の立上げ、長期的には次世代の地区リーダーの育成、小学校を核とした将来の人財育成を今後行っていくとの発表がありました。 |
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発表団体 静自治会 令和元年度に行われた市民提案事業に応募するまでの経緯やその後の活動についてのお話がありました。また、静しどりの会(高齢者クラブ)と協働しての除草作業や花壇整備の様子や成果についてBefore・Afterの写真とともに報告があり、日頃から「ありがとう」をこころがけて活動しているとの発表がありました。 |
発表団体 芳野地区まちづくり委員会 令和2年度の市民提案事業で行われた『地元芸能後継者育成による地域活性支援事業』についての報告がありました。地元芸能による飯田、鴻巣、戸崎の3地域住民の絆を再構築することを目指しているとの発表がありました。また、芳野っ子ソーランや令和よしのおどりの会による披露芸能について、踊りの動画や衣装の紹介がありました。 |
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発表団体 瓜連・歴史を学ぶ会 瓜連・歴史を学ぶ会の概要や活動内容についての紹介がありました。また、自分たちが学んだことを地域住民と共有することを目指して『瓜連こども風土記』を作成し、近隣の公共施設や学校などに配布を行ったとの報告がありました。今後の活動については、こども歴史教室の開催に向けて計画を行っているとの発表がありました。
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基調講演
合同会社フォーティR&C 代表 水津陽子 氏を講師とし、今回は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点からオンライン講演にて「自治会、必要ですか?~今求められる"人と人のつながり"について考える~」をテーマにお話いただきました。
講師 合同会社フォーティR&C 那珂市の自治会の現状と課題から、今の時代に合った自治会運営の見直しや改革についてのアドバイスを事例を交えてご講演していただきました。また、コロナ渦の今だからこそできることとして、自治会活動の土台となる顔の見える関係づくりやITを取り入れた運営方法・強化方法についても説明していただきました。 |
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※これまでのフォーラムの開催状況については、こちらをご覧ください。