いぃ那珂暮らしの人々 小林 尚史さん

いぃ那珂暮らしの人々 vol.12

きれいな街並み、便利な暮らし。意外でした。

きれいな街並み、便利な暮らし。意外でした。

小林さんご夫妻が那珂市にやってきたのは2008年のこと。ご夫妻の当時の勤務地と、ひたちなか市の奥様の実家に近いこと、また、ご主人の大子町の実家にも行きやすいことから、ここ那珂市での暮らしを始められました。ご主人も奥様も、それまで那珂市という存在は水郡線の通過点に過ぎず、縁もゆかりもないところだったそうです。初めて那珂市に来た時をご主人はこう振り返ります。
 「意外に街並みがきれいで落ち着けるところだなと感じましたね。ここ菅谷地区は市内でも比較的新しい住宅地。学生時代に暮らしていたつくば市の環境に似ていると思いました。けっこう店もいろいろあって何でも揃いますから、不便と感じたことはないですよ」
 那珂市の最初の印象についてのコメントに見られたのは、“意外に”や“思ったより”というキーワード。那珂市は想像していたところよりも環境はよかったということで、この地でお二人は歩まれることになります。

ママにも、子どもにも、いぃ環境がある。

ママにも、子どもにも、いぃ環境がある。

それからお二人は結婚され、最初のお子さんが誕生。子育てを那珂市で始められましたが、“育児・子育て”の面では那珂市の暮らしはいかがでしょう。奥様に伺いました。
 「マタニティ・ベビー用品を扱うお店もありますし、那珂キッズクリニック小児科が近くにあるのは心強いですね。特に地域子育て支援センターにはお世話になりました。一人目の子を産んだ時は、育児は何もかも初めてのことばかりで不安もあったんですけど、そこはそうしたママたちがいつでも気軽に行けるところなので、同じ境遇のママといろいろ話をしたり、先生に育児のアドバイスをいただいたり。行くたびに心がフっと軽くなって帰ったのを思い出します」
 長男・長女・次男の3人のお子さんを育てる小林さんご夫妻。現在
は長女と次男が市内の保育園に通っています。ご主人は、保育について感心していることがあるそうです。
 「那珂市の保育園については長男が通った時から感じているんですが、運動会とか行事がみんな立派で。指導も行き届いているのが見てわかるんです。日頃の保育がていねいなんだと思います。ウチの妹が名古屋の方にいまして、ちょうど同じくらいの子どもがいるんですが、母がそちらの保育園の行事を見に行くとその違いを実感するそうですよ。『やっぱり那珂市の保育園は手のかけ方が違うのね』と感心していました」

自分たちに合った暮らしをつくることができる。

自分たちに合った暮らしをつくることができる。

小林さんご一家の休日はどのように過ごされているのでしょう?
 「やっぱり、自然と触れあうことが大切だと思っていて。彼らのこれからの基盤になることですから。近くの宮の池公園や一の関ため池親水公園、県民の森にはよく子ども達を連れて遊びに行きます。私が大子町の出身で、虫捕りをしたり自然の中で遊びまわるのは普通でしたから。自分が子どもの頃にしていた遊びは子ども達に体験させてあげたいと。それがここならいくらでもできる」と語るご主人。取材したこの日の朝も、お子さんたちを連れて近くの公園にカブトムシやクワガタを捕まえに行ってきたのだとか。市内のさまざまな自然の中で遊び、海や山にもよく遊びに行くそうです。
 「本当に、どこへ行くにもちょうどいいところに那珂市はあるんです。 那珂インターがすぐ近くにありますし、JR水郡線もある。茨城空港も近い。そういえば、先日夏休みに茨城空港から沖縄旅行に行きました。わざわざ成田や羽田に行かなくていいので便利ですよ」
 いぃ具合に田舎の環境で、ちょうどいぃ暮らしができる。そんな
“いぃ那珂暮らし”を実感されている小林さんご一家。
 「バランスがいいと思います。買い物も映画も楽しめる。都市でできることがちゃんとできて、自然の中でたっぷり遊ぶこともできますから」
 そう語る奥様にご主人も頷きます。
 「アクティブな暮らしも、ゆったりした暮らしもできる。ここは自分に合った暮らしができるまちなんだと思いますよ」

小林 尚史さんご夫婦