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教育委員会

12.県指定文化財【木造阿弥陀如来立像及両脇侍立像】

04木造阿弥陀如来立像及両脇侍立像
■所在地:那珂市額田南郷429
■所有・管理者:引接寺
■指定区分:県指定
■指定年月日:昭和46年10月28日
追加指定(両脇侍)平成6年1月26日
■種類:彫刻
■記号番号:彫第91号

寄木造り 漆箔 3躯 
像高:(左より)
勢至菩薩54.3cm
阿弥陀如来91.5cm
観音菩薩53.7cm


 

 

  

  
 引接寺の本尊仏。通肩の法衣をまとい、来仰印を結び踏割蓮華座上に立つ像。桧木材で頭部前後を矧ぎ、玉眼・首柄を設ける。体部も前後を矧ぎ付け、 両肩外側部・両袖口・両手首・両足先を矧ぎ寄せる。

面相の表現や、衣文線の彫り、口など定型化し、室町時代末ごろの製作と推定される。

 背面裾の部分に元禄9年(1696年)に徳川光圀寄進の刻銘がある。「常州那珂郡額田村に廃寺あり。日成らずして落成す。扁して引接寺と号す。元禄9年10月20日益誉和尚に請て開堂し、永く浄鑑の末統を汲む。余適阿弥陀如来の古像一体を得たり。荘厳潤色正仏殿中に之を安置す。源光圀(方印)」
 本尊阿弥陀如来は、安良川村(高萩市)八幡宮に奉安してあったものを 光圀が向山浄鑑院常福寺の末寺である引接寺に寄進したものである。
観音菩薩:高髯を結い、頭髪毛筋彫り、耳朶環状、三道をあらわす。天衣条帛を懸けて裳を着け、両手で蓮台を捧げ、腰をかがめて立つ。
勢至菩薩:胸元で合掌するほか観音菩薩と同形。
両脇侍の製作年代は、江戸時代元禄年間と推定される。

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