高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業
現在の医療保険制度は、年齢が75歳に到達すると、それまで加入していた国民健康保険制度や社会保険制度等から、後期高齢者医療保険制度へ移行しますが、この結果、74歳までの保健事業と介護予防事業を継続的に実施することができないということが課題となっていました。
このため、令和2年4月に「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、国により、高齢者の保健事業と介護予防事業を市町村が一体的に実施するための体制が整えられました。
※ 厚生労働省資料より
那珂市においても、高齢者が住み慣れた地域で安心して健康の保持増進を図り、健康寿命が延伸することを目標として、健康推進課、介護長寿課、保険課の庁内関係課及び関係団体との連携のもと、令和3年度から、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に取り組んでいます。
〇高齢者に対する個別的支援（ハイリスクアプローチ）
糖尿病など生活習慣病の重症化予防を目的として、保健師や管理栄養士による受診勧奨や相談、保健指導を実施します。
〇通いの場等への積極的な関与（ポピュレーションアプローチ）
通いの場において、医療専門職（保健師、管理栄養士、歯科衛生士等）がフレイル予防についての健康教育や健康相談を実施します。 また、気軽に相談できる環境づくりとして、相談窓口に関するリーフレットを配布し、相談場所の周知啓発を実施します。
ご高齢の方とご家族のための相談窓口リーフレット
〈問合せ先〉
那珂市 保険課 保険・年金グループ
☎ 029－298－1111（内線142～147）
関連ファイルダウンロード
- ご高齢の方とご家族のための相談窓口リーフレットPDF形式／2.22MB
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- 2023年2月20日
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