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2.国指定文化財【紙本著色拾遺古徳伝】

2紙本著色拾遺古徳伝
■所在地:那珂市瓜連1221
■指定年月日:明治36年4月15日
■所有・管理者:常福寺
■種類:絵画
■指定区分:国指定
■大きさ:縦41.5cm
     長さ1521~2573cm
■時代・時期:鎌倉時代末期

 
 
 
 
 
正安3年(1301年)12月、親鸞の遺弟である覚如が常陸門徒のために寄稿したもので、従来の法然伝に掲出されなかった宗祖親鸞を拾遺して、法然門下としての親鸞を宣揚せんとする主旨に基づいている。門徒の要請にこたえて幾本か制作され、また転写されたが、なかでも常福寺は欠脱のない9巻の完本であり、極めて良好に保存され、貴重である。内容は法然の事跡を中心に、詞73段、絵73段の大部にわたり、第6巻以降に親鸞の名も現われ、全編の結末も親鸞の東国発向で終わる。巻末奥書により、元亨3年(1323年)釈正空が願主になり作られたことが知られる。原本成立時期といささか隔たりがあるが、その描写は大和絵の伸び伸びした筆致で表現され、色彩も温雅・精彩も富んでいる.

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